Our story
CO-BAは東京生まれ。
商品も全て京浜工場地域蒲田で作っています。
大田区にある縫製工場(コウバ)の始まりは19世紀末。
1894年だったという記録が残っています。
新潟から上京して、袋物を作って商いを始めた初代が
ドイツから革を漉く機械を取り寄せて使い始めたのが
第一次世界大戦直後の1917年。
その後間も無く「伊藤鞄」という屋号で革鞄を作るようになりました。
以来第2時世界大戦の混乱も乗り越えて
この伊藤鞄の工場では、
幾人もの職人が鞄作りの技術を学び、習得して、
そしてそれを次の世代の職人たちに引き継いで・・・
そんな歴史を繰り返してきました。
今から100年以上も前に、海を渡り、遥か欧州ドイツから届いた革漉きの機械。
蒸気船に積まれ、おそらく何ヶ月もかけて日本へ運び込まれた
貴重なこの機械は、今もちゃんと稼働しています。
伊藤鞄の丹念な製品作りの精神を受け継いできた
今の職人たちは、この工場の4代目。
変わらぬ技術も進化する技術も、
より良い鞄作りに欠かせないもの。
守りながら、成長しながら、
新しく生まれたCO-BAブランドとして
物づくりを続けています。
一針入魂。
CO-BAの製品は、オーダーを受けてから始まります。
ひとりのお客様の1点のオーダーを確認してから
革を選び、裁断して、縫製する。
そして最後の仕上げのひと針まで、全ての工程を1人の職人が担当します。